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2007年10月30日

センチュウと人

結構多様に人とかかわっているんですね。
大変おもしろいです。

種と多様性
センチュウ類には、人間の寄生虫をはじめ、人間の生活に関わりの深いものも多く、それらの研究が進められる一方、自由生活のものの研究は後回しになりがちであった。しかし、自由生活のものの方が遙かに種数が多く、その研究が進むにつれ、種類数はどんどん増加しているので、どれくらいの種数があるかははっきりとは言えない状況である。その最大限の見積もりは、なんと1億種というものがある。これは、海底泥中のセンチュウ研究に於いて、サンプル中の既知種の割合から算定されたものである。これが本当であれば、昆虫の種数を大きく抜き去り、地球上の生物種の大半はセンチュウが占めていることになる。

土壌中のセンチュウはその数も多く、生態的に重要な位置を占めていると思われる。細菌など微生物を食べているものと思われる。線虫を捕食するものには、昆虫などがあり、また、菌類には線虫寄生菌や、食虫植物のように線虫を捕獲する線虫捕食菌というものがある。


人間との関わり
植物に寄生する物としては松枯れ病を引き起こすマツノザイセンチュウ(マツクイムシ参照)や、ダイズ生産上最も問題となるダイズシストセンチュウなどがある。 ヒトには、カイチュウ(回虫)、ギョウチュウの他、カ(蚊)がベクターとなってリンパ系フィラリア症や象皮症の病原体であるマレー糸状虫、バンクロフト糸状虫が感染する。また魚介類を通して感染するアニサキスも線虫の一種。

特にカイチュウは戦前には日本人はほとんど全員が育てていたほどに普通であった。しかし、現在ではほとんど見ることができない。これは、カイチュウの感染経路が遮断されたためである。卵が糞便とともに排出され、それが口にはいることで感染するので、現在のように、糞便の処理が行われ、また、畑に下肥が入らない環境では生活史が維持できない。他方、卵が手から手へと移るギョウチュウは、現在でも広く見られる。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』

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